受診される方へ

柏瀬眼科は、昭和3年1月22日の開院(足利市伊勢町186)以来、足利を中心とした両毛地区にどっぷりと根を下ろし今日まで歩んでまいりました。

さまざまな疾患に対する外来診療や白内障などの手術といったクリニック内での医療のみならず、学校検診や往診、インドでの医療活動(特定非営利活動法人アジア眼科医療協力会)など外のフィールドでの活動にも積極的に取り組んでいます。また開院以来90年に渡って築いた多くの施設との綿密かつ親密な連携を取りながら、日々の診療にも当たっております。

柏瀬眼科 外観

柏瀬眼科では専門外来として、子どもにおける斜視弱視診療や眼底疾患に対する網膜診療、目の不自由な方へのロービジョンケア診療、さらにはオルソケラトロジーやコンタクトレンズ処方なども行っております。現在は、起きてしまった眼疾患を治すという治療が中心ですが、将来的にはどうしたら病気にならずに快適なビジョンライフが送れるかという予防や視機能回復の可能性を探りながら、新しいワクワクするような夢も抱いて研鑽を積んでいます。

柏瀬眼科の建物について

足利には、日本に現存する数少ない鎌倉時代の建造物のひとつであり国宝に指定されている「鍐阿寺」や、国の史跡である日本最古の学校「足利学校」などがあり、悠久の時間(とき)を感じることができます。そこで2006年に現在地に移転した際、足利の歴史観と街の景観との調和を考慮し、日本の伝統文化である和風の建物としました(第25回足利市建築文化賞(2007年)を受賞)。

また院内外にバリアフリーを超えたユニバーサルデザインを導入し、健常者も障がい者も、またお年寄りも幼児も、誰もが安全にそして出来るだけ自らの力で移動できるよう設計、施工しました。

院内の風景

水琴窟

建築文化賞 – 足利市