手術について

手術の目的

濁った水晶体を透明な人工レンズに入れ換えて、視機能(視力)を改善させます。ただし、他の眼疾患(眼底出血や緑内障など)がある場合には、思ったほど視力が出ない場合もあります。

麻酔

まずは、《点眼麻酔》を行います。
これだけでも手術は可能ですが、手術中に痛みが出ないように、さらに白目に注射で麻酔を追加します。この時には、すでに麻酔の目薬が効いていますので、注射による痛みはありません。
手術前に目と目の周りを消毒する際に『ピリピリしみる感じ』と、手術の最後にばい菌と炎症を抑える注射をする際に『チクッとした痛み』を感じることがあります。ただし、手術中に痛みを感じることはありませんので安心してください。

手術方法

水晶体を「カップのアイスクリーム」に例えます。
カップは透明ですが、もともと透明だった中のアイスクリームが濁ってしまっています。手術では、透明なカップを残して中の濁ったアイスクリームを透明な人工レンズに入れ換えます。

水晶体前嚢を切開

《水晶体前嚢を切開》
アイスクリームのカップの蓋を取ります。

水晶体を超音波で吸引・除去《水晶体を超音波で吸引・除去》
アイスクリームをスプーンで「小さくして食べる」ようにして中身をすべて取り除きます。

人工レンズの挿入《人工レンズの挿入》
空っぽになったカップの中に人工レンズを入れます。

人工レンズの固定《人工レンズの固定》

手術時間は15~20分程度です。
ただし、進行した白内障(水晶体が硬い)や他の眼疾患を有している場合は、手術時間が延びることがあります。